歌舞伎町で極道に占領されていたホテルから極道を一掃し、売り上げを日本一にした女支配人
4月13日(土)よる10時10分~放送の「激レアさんを連れてきた」!
放送時間を土曜日にお引っ越しした最初の放送です!!
初回放送のタイトルが
「歌舞伎町で極道に占領されていたホテルから極道を一掃し、売り上げを日本一にした女支配人」
歌舞伎町で極道に占領されていたホテルから極道を一掃した?
女支配人?
誰?
どんな人?
調べてみました!!
こんな本を見つけました
「日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人』(三輪康子/著、ダイヤモンド社/刊)
この本の著者こそ、今回の主人公である「女支配人」の三輪康子さんです。
この本の紹介文がすごい!!
「「歌舞伎町のジャンヌ・ダルク」と新宿警察署から呼ばれる女性がいる。新宿歌舞伎町にあるビジネスホテルの支配人・三輪康子氏だ。警察からこんなニックネームを頂いた三輪氏。」
「新宿・歌舞伎町でヤクザ御用達となっていたホテルを命がけで蘇らせ、「歌舞伎町のジャンヌ・ダルク」と呼ばれたホテルの女支配人」
早速、三輪さんについて調べてみました。
三輪康子さんプロフィール
お名前は、三輪 康子(みわ やすこ)さん。
青森県八戸市出身。
父親が開業医で、幼い頃からその父親の往診する姿を見て育ち、いつか人の役に立つ人物になりたいと心に決め、青森県立八戸東高等学校卒業後、上京、都内の大学を卒業。
大学卒業後は、アパレル関係や画廊の会社に勤める。ホテル業界未経験ながら有名ホテルグループに転職。
入社して一か月で歌舞伎町にあるビジネスホテル「東横イン・新宿歌舞伎町店」の支配人に任命される。
ここからがすごいんです!!
着任早々
ホテルで”カツアゲ“が横行!震える女性スタッフ。
素性(場所柄、近隣はヤ・・たち)から賃貸物件を借りづらい人たちが、長期に渡ってホテルを定宿代わりにする「魔の8階」。
ホテルにクレーマーが多く徘徊!
「犯罪者が泊まっているホテルでしょ」・・新宿署からも見放さてれ。
などなど
ここから、三輪さんは、ヤ・・が占有するホテルからスタッフを守りたい!の一念発起でホテルを浄化する作戦がスタート。
浄化作戦スタート
早速、取りかかったのが、ホテルの駐車場を不法に占拠する車の撃退。
他人の部屋の前に居座り威圧する強面の男に対しては、一緒に座り込み根比べ、一時間後には根負けして撃退。
「魔の8回」へは、宿泊代を滞納している人たちに「退去勧告」。
けがをさせられ、骨折しても、翌日には出勤して「退去勧告」し、説得に成功。
ロビーで日本刀を持って振り回す男には、物怖じせず、「お客様に私は殺せません」と前に踏み出し、あっけにとられ男は逆にひるんでしまった。
その後、ヤ・・関係者はホテルから消えて、一般客も安心して止まれるクリーンなホテルへと元の姿を取り戻し、今では、グループトップの業績を誇るホテルへと変貌したのだそうです。
このときに、三輪さんについた呼び名が「歌舞伎町のジャンヌ・ダルク」だそうです。
著書の内容
第一章 全国No.1!日本一のクレーマー地帯で、なぜ日本一の支配人になれたのか?
第二章 「歌舞伎町のジャンヌ・ダルク」が初めて開かす三輪式クレーム対応秘録
第三章 逆境のなかでこそ、日本一のチームワークが!一人のスタッフも辞めたいといわない団結力の秘密
第四章 街がホテルをつくり、ホテルが街をつくる!地域に愛される名物ホテルのつくり方
など・・・
まとめ
いかがでしたか?
今回は「激レアさんを連れてきた。極道に占領されたホテルから極道を一掃した人って」で、放送時間を土曜日の午後10時に引っ越した最初の回で、ちょっと過激な題材を放送しましたが、「顧客の心に寄り添う気持ちがクレーム対応を成功に導く」という三輪康子さんを紹介しています。
どんなクレームにも「申し訳ありません」と口にするのはサービス業にとって「職務」!
「お客様の言い分を全部黙って聞く。」怒りという感情は必ずどこかで、ガクンとエネルギーが落ちますから、その瞬間が訪れるまでとにかくお客さまの話を全身で受け止める姿勢を保つ。
まばたきをしないくらいしっかりと目を見つめること。目と目を合わせて話すことで、お客さまの心理状態や性格などを敏感に感じ取る。
マニュアル通りにやれば非の打ち所がない完璧なクレーム対応ができるかもしれませんが、「心」が伝わらない。
「上から目線」は絶対に禁物。
「怒鳴られたら2倍の優しさで返す」という精神を持ち続けたい。
引用先:戦略経営者・戦経インタビューから
治安が悪く、ヤ・・からの、クレームが日本一多いホテルを「心」と「気転」で対応し、クリーンなホテルに戻した三輪さんは、その後、東急インを退職し、今ではスーパーホテルのお客様相談室長に就任されたそうです。
年齢不詳ですが、ますますお元気で、活躍されていると思います。